再編後の附属学校の概要



神戸大学附属中等教育学校


【設置場所】
住吉地区(神戸市東灘区)


【通学区域・条件】
兵庫県内に保護者とともに居住しており、公共交通機関を利用して本校始業時刻までに無理なく登校できること。


【教育目標】
国際的視野をもち未来を切り拓くグローバルキャリア人を育成する。
「見つける力」「調べる力」「まとめる力」「発表する力」の四つの力を、教科の教育はもちろん、「Kobe ポート・インテリジェンス・プロジェクト」や様々な教科外活動、部活動を通じて総合的な教育体制のもとで育成する。


【目指す生徒像】

主体的に自己の未来を切り拓くことのできる生徒

国際的な視野をもち、自他を認め合って行動できる生徒

文化を創造する実践力を身につけた生徒


【カリキュラムの編成】
教育課程の編成は、6年間を2-2-2制の3期に区分することで生徒の発達に対応する。

1・2年では、「基礎期」として位置付け、「生活や学習の習慣をつくる」ために、基礎的な学力の定着を図る。
3・4年では、「充実期」として位置付け、「自分らしさを見つける」ために、総合性と専門性を追求する。
5・6年では、「発展期」として位置付け、「自己を確立する」ために、多様なキャリアに対応した実践力を習得する。

グローバルキャリア人としての資質・能力を育成するために総合的学習として「Kobeポート・インテリジェンス・プロジェクト」を設定する。
「Kobeポート・インテリジェンス・プロジェクト」とは、総合的な学習領域で、教師が取り上げたテーマの中から、生徒自身が自らの興味、関心に則し選択する科目。

外国語教育を重視し、実践的なコミュニケーション能力を育成する。

各教科で情報リテラシーを育成するとともに、総合性や専門性を踏まえた体験的・実践的な授業を行う。


【カリキュラムの特色】
これまでの発達科学部附属学校の伝統を踏まえて、「ゆとり」「継続」「交わり」を特色とする。

「ゆとり」を生かしたカリキュラム

  1. 生徒の生活体験、自然体験、社会体験等の実体験の不足を補うために、「ゆとり」の中で、観察・実験、調査・見学・フィールドワーク、ものづくり等の体験学習を積極的に取り入れる。
  2. 学んで得た知識と生活、自然、社会等との結びつきを実感するとともに、体験を通して知る感動、創造する感動を味わい、知的好奇心や探求心を高める。

「継続」を生かしたカリキュラム

  1. 思春期を高校受験によって分断されることなく、心身の健全な発達を図る。
  2. 一人ひとりの個性を十分に把握し、伸長する教育、一貫した進路指導、計画的・系統的なキャリアの形成など、将来への夢と志をもち、その実現に向けて努力する態度を培う。

「交わり」を生かしたカリキュラム

  1. 異年齢集団による種々の活動を積極的に取り入れ、幅広い人間的交流の中でリーダーシップや他者との協調的態度を養う。
  2. 地域社会との交流を深め、福祉や環境問題などの社会の課題に関心をもち、進んで社会に貢献しようとする態度を育てる。

海外帰国生徒を一般学級に受け入れ、相互啓発を図る。また、メンタル面や言語面での個別支援を行う。




神戸大学附属小学校


【設置場所】
明石地区(明石市山下町)


【通学区域・条件】
本校所定の地域に保護者とともに居住しており、公共交通機関を利用して本校始業時刻までに無理なく登校できること。
 <本校所定の地域>
神戸市、芦屋市、西宮市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、明石市、加古川市、稲美町、播磨町、高砂市、小野市、三木市、姫路市、たつの市、太子町、相生市、赤穂市、淡路市


【教育目標】
国際的視野をもち未来を切り拓くグローバルキャリア人としての基本的な資質を育成する。


【目指す子ども像】

自らすすんで生活を築いていく子ども

国際的な視野と広い心をもち、互いを尊重しあう子ども

豊かな感性と探究的な思考力をはたらかせて、文化を創造していく子ども


【カリキュラムの特色】
教育課程の編成は、国際社会を形成するための資質・能力をもとにカリキュラムを構成する。

外国の学校の子どもや神戸大学の留学生などとの直接的なふれあいから、異文化に興味を持つ体験を授業化する。

環境や福祉、平和など、地域や地球規模のさまざまな現実問題を理解し、問題の所在や自己のあり方を追究しながら国際的な視野に立って判断できる資質・能力を培う。

1年生からALT (外国人による外国語指導) とともに、英語に親しむ授業を行う。ゲームや実践的な英会話の場を通して、英語に興味を持つことを支援する。

海外帰国児童を一般学級に受け入れ、相互啓発を図る。また、メンタル面や言語面での個別支援を行う。

異学年交流活動を積極的に推進し、リーダーシップを備えた人材の育成を図る。

情報教育を充実させ、情報を活用するモラルを授業化し、ITを多様に活用した授業を行う。




神戸大学附属幼稚園


【設置場所】
明石地区(明石市山下町)


【通園区域・条件】
公共交通機関を利用し、通園所要時間40分程度で保護者の元から無理なく登園できること。


【教育目標】
人間らしくよりよく生きるための行動の基盤を幼児自らに形成させる。


【めざす子ども像】

基本的な生活習慣を身につけ、健全な心身をもち、自ら考え、自信をもって行動しようとする子ども

様々な人とかかわる中で、人の愛情や信頼関係を感じ、人の思いやりや考えに気づき、よりよい関係を築こうとする子ども

様々な事象に興味・関心を抱き、豊かな感性・創造性・思考力をもってかかわろうとする子ども


【カリキュラムの特色】
教育課程の編成は、教育目標、めざす子ども像に向けて、具体的な子どもの実態から把握した学びの過程を見通して、ねらいや教育内容を設定する。

遊びを中心とした生活のなかで、子どもらが、自らの興味・関心に基づいて主体的に身近な 環境にかかわることができるよう、「好きな遊びの時間」を重視する。指導にあたっては、ねらいや内容が総合的に達成されるよう、子ども一人ひとりの実態を把握し、一人ひとりの特性や発達に応じる。

幼稚園と小学校との学びの連続性を見通したねらいや教育内容、教育方法を工夫し、小学校との連携を図りながら、子どもの学びを様々な視点から捉え、育む。

幼児期は、身体の発達が著しく、運動諸機能の調和的発達が必要な時期であることから、園の環境の中での運動的な経験を豊かにし、健全な心身が育まれることを基本とする。

基本的な生活習慣の習得を重視し、遊びや生活の中で、自ずと身につくようにする。

家庭や地域との連携を含めた子ども全体の生活を視野に入れ、家庭との連携を十分に図る。




神戸大学附属特別支援学校


【設置場所】
大久保地区(明石市大久保町)


【通学区域・条件】
本校に通学が可能と認められる者


【教育目標】
コミュニケーション的関係を切り拓く力など、諸能力の獲得と、ゆたかな人格形成をめざす。あわせて障害を軽減克服する力を育てる。


【目指す子ども像・生徒像】

自分らしさを発揮し、仲間とともに学び育つ子ども・生徒

まわりのものや人、社会に目を向け、主体的にはたらきかける子ども・生徒

健康な心と体を持った子ども・生徒


【カリキュラムの特色】
教育課程の編成は、子ども・生徒一人ひとりの障害と発達、生活実態に視点を当てて、小学部・中学部・高等部において編成する。12年間の一貫教育をめざすとともに、就学前の療育と教育相談、卒業後のアフターケアも重視し、関連した取り組みをすすめる。

小学部では、身のまわりのことに対する意識を高め、生活習慣・リズムの改善、向上をめざす。教科、自立活動の学習では、感覚・運動機能、対人関係、ことばや伝え合う力を高める。

中学部では、心と身体の充実を図り、ことばの力、コミュニケーションの力、そして基礎学力を高める。また、日常生活習慣の確立をめざし、仲間とともに学び育ち合い、集団性を高める。

高等部では、身体意識を高め、健康づくりに取り組み、教科学習で基礎学力を高める。仲間と共に学び合い、自治意識を高める。生産学習や進路学習で、共に働く仲間として育ち合い、将来の社会生活への自覚を高める。

児童・生徒一人ひとりの障害と発達、生活実態、生育歴等を整理し、領域ごとの課題、学習の経過、評価を合わせた個別の「教育実践カルテ」を作成し、学習指導の継続、発展を図る。

附属小学校や地域の諸学校との交流、神戸大学生の障害児臨床実習、介護体験などをとおして、人とのかかわり、コミュニケーション的関係を広げる。